ディスプレイドライバの設定
VirtualPCから追加インストールする方法で必要なドライバーが組み込まれ、 S3 Trio32/64 をエミュレートしている模様。

Duaronの復元が成功した事に気を良くして、今度は会社で以前使っていたWindowsNTマシンのVirtualPC化を試してみた。

このマシンにインストールされたClassic GDSはネットワークカードのMACアドレスとコンピュータ名でライセンス管理する仕組みとなっていて、他のマシンに移植しただけでは動かなくなってしまう問題があり、未だに古いPC（PentiumPro200MHｚ）を机の下に眠らせていた。
VirtualPCであればMACアドレスを自由にセットできるということが判明したので、もしかしたら うまくいくかも！ということで挑戦してみた。

古いPCからHDDを抜き出しTrueImageでイメージバックアップ。Duaronの時と同じように仮想HDDへイメージを復元していざ再起動。
すると起動画面の青い画面でまたもストップ。今回はHALがMultiProcessor用だが構成が違う！と言われ動かない。PentiumProってシングルのはずなんだが。。。でインストールCDからHALを探して書き換えみたりしたが、結局起動までには至らず、何度再起動したことか。
元のOSがSP4のものだったので、SP6のファイルを一部上書きしてみたりと色々やったがどうしても駄目。

次の手はオリジナルPCの方でSP6にアップグレードしてOSを最新状態にしてみることにしたが、これがまたHDDの空きが少なくて苦労した。おまけにIE5の128ビット高度暗号化機能が組み込まれていて通常のSP6アップデートが止まってしまうという問題発生。結局FAQでセットアップリスト内のチェック箇所を一部コメントアウトすることで続行可能ということが分かったがHDDに落とす必要があるので空きが足りないのが痛手となった。おまけにWindowsNTはUSB非対応（というかPC自体にもUSBポートが無い）なので外付けHDDも簡単には使えない。
やっとの思いでSP6へアップグレードして、目的のClassic GDSの動作確認もできたのでこれで再度VirtualPC化に挑戦。

今度もHALの問題では引っかかったが、あらかじめSP6の中のシングル用HALをHDDにコピーしておいたので回復コンソールからHALを差し替えて再起動したところ、遂に起動までこぎつけました。 これで古いPCも処分できそうだが、長かった〜。