Last Update 2010-09-11

Rae&Circuit


2010/03/27-28 スーパー耐久シリーズ2010 第1戦 もてぎ

スーパー耐久シリーズ開幕戦 ツインリンクもてぎ ロードコースにて400kmのレースが行われた。

事前に3月14日(日)テスト・デイが設けられていて、昨年最終戦でオーバルコースでのレース以来しばらくぶりにDC5を走らせることになった。
昨年同様に、KRP 小林、RCB 小幡 というドライバーに加え、なんとシロウト同然の竹佐がCドライバーとしてエントリーすることになっていた。
直前の12日に小林くんから突然エントリーの話を持ちかけられたのだが、エントリー期限だったからという理由で本人承諾前に既に決定されていたのだった。
鈴鹿クラブマンレースの耐久は経験していたが、まさか殆ど初乗りのDC5と、「もてぎ」という4輪では初のコースで、(K耐でミッション・カートでは走ってはいたが。。。)本当に大丈夫なのか??

普通に考えて有り得ない展開に少々戸惑いながらも、メジャーレースに参加できる期待感が膨らんでいるのも事実だった。
テスト・デイでは竹佐は途中12Lapほど走行のチャンスがあり、ベストタイム15秒234で終えることとなった。(ちなみに小林くんのベストは12秒326、小幡さんは14秒205)
小林くんの 3秒落ち ならまあ良しとしてもらいたいが、まだまだタイムアップはできる余地はありそうだ。
ということで無事テストを終えたことで、いよいよレース本番に向けてカウントダウンが始まった。 が、結局ロクな準備らしきことは何もできなかった。。。


3月27日(土) 占有走行(1時間*3本)



1本目の途中、小幡さんが走行中に何とミッション・トラブルが発生し、いきなりミッション交換することになってしまった。
隣のピットではVitzがクラッシュしたために修復作業が行われており、慌しい雰囲気に包まれていた。
ランサーのクラッシュで長い赤旗が出ていたこともあり、2本目の走行時間内にミッション交換が完了。さすがです。(自分は殆ど何の役にも立っていないが。。。)

この日は11Lapできたが、テスト・デイよりタイムダウンの15秒691。テストのときよりもリアがナーバスで思いきり攻めることができなかった。
1〜2コーナーでリアの流れ出しを止められずスピンもしたし、S字2つ目も怖くて踏めなかった。
走っていてタイムアップしそうな感じがしなかった。小林くんも13秒041でタイムダウン。

この日は参加受付やドライバー1人1人の撮影やドライバーズブリーフィングがあったりした。
ブリーフィングではやや遅れて会場に行ったので空いている席が少なく2列目中央あたりに座ることになった。
目の前は立川選手で片岡選手や谷口選手、柳田選手がすぐそばにいるような場所で、この人たちと一緒に走るんだと改めて実感。
あと土屋武士選手と青木琢磨選手が参戦するということで挨拶もあった。
初4輪公式レースでハンドドライブ での走行なのでブレーキング、シフトダウンが大変なので迷惑かけるかもしれないとのことだったが、ハンディを克服してのチャレンジング精神はすごいなと思った。


3月28日(日) Aドライバー、Bドライバー予選(各15分)、Cドライバー予選(20分)

Cドライバーは基準タイムクリアできればOKだが、少ない練習量をカバーするように20分枠いっぱいの走行を行った。
が、計測1周目の1コーナーでいきなりスピンしてしまった。幸いコース上で十分減速できたのでコース外側に飛び出たけどスタックするまでにはいたらず、すぐにコースに戻れた。
気温が低くリアタイヤが全然グリップしなかった。その後もなかなかリアのグリップが上がらなかったが慎重に走行。
最後のほうに自己ベストの14秒142がでた。小幡さんの0.14秒落ちならまあまあのタイムか。
最後にピットインの練習を行った。


3月28日(日) 決勝 (約400km)

決勝で竹佐は2番目に20周走行する予定とになった。
30周を走り終えた小林くんがピットイン して竹佐にドライバーチェンジ。タイヤ交換とガソリン給油。エアジャッキが下ろされ若干エンジン始動が遅れたが無事スタート。
ピットレーンリミッターを利かせてピットレーンを走行すると、いよいよ!という気分に。コースインでは2速から5速に入ってしまいいきなりシフトミス。
1コーナー〜2コーナーで同じST4クラスの松本・ピストン西沢組にアウト側から抜かれてしまった。4コーナー出口でST3クラスのRX7に5コーナー入口でST2のZに抜かれた。
34周目に自己ベストの13秒8が出て調子が出てきたと思ったが、35周目のV字あたりでハンドルの違和感を感じ、ヘアピンでトラブルを確信。
最初はドライブシャフトに問題が出たと思ったが一先ず走行は可能なのでそのまま走り続けた。無線(携帯電話)がうまく通話できず状況をピットに伝えられなかった。
また雨が降ってきたと思ってワイパーを動かしたら前が見えなくなってしまった。自分のパワステオイルが噴出していたとは微塵にも考えなかったので何も考えずに動かしてしまった。
これは完全に自分のミス。前が見えずパワステトラブルでハンドルが重い状態での走行を15周近くすることになってしまった。
こんな状態ではまともなタイムが出るはずもなく後ろを気にしながらの走行を続けた。
ピットインの際も失敗が。まずVitzを抜けなかったこと。たまたまピットインが重なってしまいVitzが手前のピットのためこちらが斜めにピットインしなければならなかった。
ハンドルが重くピットレーン入り口のシケインで飛び出しそうになり、加えてピットイン直前では前が見えず停車位置のコントロールがうまくできなかった。
結果給油ホースが微妙に届かない事態となり給油にかなりの時間ロスとなった。ガラスの清掃とパワステオイルの補充もおこなったのでそこでも時間ロス。
トラブル発生前に自己ベストタイムが出ていたのがせめてもの救いか。。。

  Link
1 写真 Photo(jpg)
2 動画 Movie(mpg)
3 GPSログ Lap・Sectorタイム解析データ(pdf)